SERRC:「深海魚の目」再生研究協会 About SERRC
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 ■SERRCとは ■
「SERRC」
名前の由来
 SERRCとは「深海魚の目」再製研究協会の、いい加減な英語訳"Syncaigyo-Eye" Recycle Research Consortiumの略である。 と、言ってもなんのことやらよく分からないだろう。「だいたい、深海魚の目ってなんだ?」と思うに違いない。
 普通は深海魚の目といえば余り好ましい使い方はされない。「深海魚のような目を持つ人」といえば、どんよりと曇り、小さく暗い目の人物を表現するのによく使われる。 しかし、ここでは違った意図で「深海魚の目」を使っている。
 そもそも深海魚の目は、強い水圧と僅かな光しか差さない海の奥深くという環境にさらされ続けてきたために霞のかかったビー玉のような目になってしまったのだ。 確かに、霞んだビー玉では何も見えまい。 けれども彼らは本当に物がよく見えないのであろうか? そもそも、見えるとはどういうことなのであろうか?。。。
 ここまで考えが及び、自然界で生きるということをほんの少しでも知っている者ならば、深海魚の目は「ヒトのそれ」とは違った機能を持っている、あるいは他の器官により必要な情報を集めている等、容易に思いが至るであろう。
 そこから少々飛躍すれば「深海魚の目」が、日常的に使われている比喩から大きく違ったものとなってくるはずである。 分かり易く言えば「変わったやり方でモノを見ている」くらいが、このサイトで「深海魚の目」の意味するところである。
 「さいせい」は再製と書いてもいいし再生と書いてもいい(両者の意味は違う。このサイトでは両方をカバーする)。 便宜上、どちらかを使うことにしている。 再製研究については下の基本理念に詳しいので、参照してほしい。
 最後になぜ「協会」としたか。 基本理念にも関係するが、「発起人以外の人にも理念を理解してもらい、どんどん参加してほしい、いや、他の人たちをどしどし巻き込んでしまえ」という意図から、英語のconsortiumという単語がピンと来て、そのいい加減な日本語訳として「協会」に至ったわけである。
SERRC基本理念  再生とは消費されたモノを蘇らせる、あるいは作りかえる行為である。
 思えば我々のDNAも太古の昔からその情報を複製し、時折起こるミスを交えて再生に再生を重ねてきた。 あなたのDNAだって父方、母方のDNAを半分ずつコラボレーションした再生品だ。 DNAそのものではないあなた自身も、DNAの発露や周辺環境など雑多なモノが構成する複雑な再構成品だ。 どんなモノにも同様のことは言える。 全く何もないところからは何も産まれはしないのだから。
 再生品はいつだって消費されては、また再生される。 ところがそのサイクルが滞ることもある。 現代ならどんな場面でも見られる消費過多というやつだ。 毎日毎日消費に興じて、何かそこから生み出そうという力が減退してしまう現象。 更に悪いことには、我々の多くはそのことにほとんど自覚的ではないのだ。 例えば、毎日インターネットで流れる情報を消費して、我々は何を再生しているのだろうか? 昨今の日記・ブログサイトによる情報の「DJ的」パロディー化はその面で一定の評価が得られるであろう。 しかし、多くの場合は自分のしていることに無自覚である。
 SERRCは自覚を持って、何をどう再生していくのか、どのように意味のある再生が可能になるのか、実際に現段階では薄っぺらいインターネット文化から地球そのものまでを再生していく中で探っていくことを基本理念におくことにする。
 なお、基本理念自体の再生/パロディーも十分に面白いモノとしてとらえている。

 ■ ライタープロフィール ■ 
ポートレイト
亜久間一人(ひとり)
 1975年横浜市生まれ。郊外育ち。
 度重なる躁鬱の波に乗り、資本主義よりも速く走ることを目標にする、夢見るオチャメさん。ワケあって主夫で「モー息。」を名乗る。
担当:WEB構成、各記事
ポートレイト
はぐお
 1979年豊橋市生まれ。下町育ち。
 カリフォルニア州立大学心理学科卒業。現在はマニトバ大学・大学院所属。何でも上手くこなそうとしてすぐ転ぶが、ただ転ぶだけでは終わらない変則起き上がり小坊師でありたいと思っている。
担当:心理学系記事

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